高尿酸血症とは、血液中に含まれる「尿酸」の値が基準より高い状態をいいます。尿酸は、体内でプリン体が分解される過程で生じる老廃物の一つで、通常は腎臓から尿とともに体外へ排出されます。しかし、尿酸が過剰に作られたり、うまく排泄されなくなったりすると、血液中に蓄積してしまいます。
尿酸値が高い状態が続くと、尿酸が結晶化し、関節に沈着することがあります。特に足の親指の付け根などに起こりやすく、突然の激しい痛みや腫れを伴う「痛風発作」を引き起こします。発作時には、歩くことが困難になるほど強い痛みが数日間続くこともあります。
高尿酸血症や痛風は、食生活の乱れや飲酒、運動不足などの生活習慣と深く関わっており、生活習慣病の一つと考えられています。早期の段階で適切に管理することが大切です。
高尿酸血症は、ほとんど自覚症状がありませんが、尿酸値が高い状態が続くと、ある日突然「痛風発作」を起こすことがあります。発作が起こると、足の指をはじめ、膝や足首、手や肘などの関節に強い痛みや腫れが生じます。初めは数日でおさまることが多いですが、発作を繰り返すうちに痛みが強くなり、持続期間も長くなる傾向があります。
原因としては、食べ過ぎや飲み過ぎなどの生活習慣が大きく関係しています。特にアルコールの過剰摂取や、プリン体を多く含む食品の過剰摂取、運動不足などが尿酸値の上昇につながります。魚卵や甲殻類なども摂取量によっては影響するため、バランスのよい食生活を心がけることが大切です。
尿酸値が高いと指摘された場合は、症状がなくても早めに生活習慣を見直しましょう。

高尿酸血症の治療は、まず生活習慣の見直しが基本となります。食事内容の改善や飲酒量の調整、適正体重の維持、十分な水分摂取などを行い、尿酸値のコントロールを目指します。
これらの対策だけで効果が得られない場合には、尿酸の産生を抑える薬や、尿酸の排泄を促す薬を用いた薬物療法を行います。
ストレスも高尿酸血症・痛風の原因のひとつと考えられていますので、リラックスする時間をつくり、ストレス発散をして十分に睡眠を取るなど、規則正しい生活を送るよう心がけましょう。